昨年に引き続き、舞鶴西港には大型クルーズ船がたくさん入港しています。
まいづる肉じゃがまつり実行委員会は、舞鶴ならではの元祖肉じゃがと、肉じゃがコロッケを世界中のみなさんに知っていただきたいと、ほとんど毎回、第2埠頭に出店しています。
今年の目玉はなんといっても、11万6千トンのダイヤモンド・プリンセス号です。全長が290mもあって、2670人も乗れる、まるで一つの町が海に浮かんで移動するようなイメージです。その大きな船が今年は5回も舞鶴に来るのです。
乗っておられる方の国籍はさまざまですが、皆さんに食べていただきやすいものと考え、肉じゃがコロッケを販売しています。
おいしくて、ボリュームがあって、安い、お値打ちの肉じゃがコロッケを外国の方にどう説明したらよいかわからないのですが、フライド・マッシュポテト、というと何となくわかっていただけるようです。ただ、ベジタリアンも少なからずおられて、ミート、というと「ミート、ノー」といわれる方もあります。
しかし、チャレンジャー精神のある方は、興味を持って食べて下さいます。そうなるとしめたもので、かなり高い確率でリピートされるのです。3回も4回も買いにきてくださることもよくあって、やっぱり美味しいものには国境がない、とうれしくなって暑さもわすれて呼び込みに力が入ります。
出港の時は青いハンカチをふってお見送りです。また来てくださいね、肉じゃがのまち・舞鶴を思い出して下さいねとの思いを込めて思い切り手を振ります。
今年は15隻目となる11月5日の飛鳥Ⅱが最終になります。それまで、また船がつくたびに舞鶴の肉じゃがを通してアピールを続けます。