旧軍港四市グルメ交流会とは?

平成7年に舞鶴が肉じゃが発祥の地宣言を行い、その2年後には広島県呉市が「肉じゃがの本家はうちだ」と名乗りをあげて肉じゃが戦争が始まりました。
その戦火が遠く神奈川県に飛び火し、横須賀市が「海軍カレー発祥の地だ」と唱え始めたのが平成10年。それが今度は西に移って長崎県佐世保市が「ビーフシチューとハンバーガー発祥の地」と名乗ったのが平成11年のことです。
この四市は旧海軍のまちです。四つのまちがいずれも海軍愉香里の食べ物の発祥の地としての名乗りをあげて足並みがそろったところで、舞鶴が音頭をとって、旧軍港四市が舞鶴に集結。
海軍グルメをキーワード互いに連携を取りながらまちの活性化を目指そうと宣言文を読み上げました。平成11年10月9日(土)のことです。
その後毎年、四市を持ち回りでグルメ交流会が開かれています。
唯一、平成13年の佐世保大会の際は直前にアメリカの同時多発テロが起きたために中止になりました。

グルメ交流会ではそれぞれのまちが発祥の海軍グルメを販売して美味しさを競いますが、その前夜には各市の参加者全員による懇親会が開かれます。懐かしいライバルとの1年ぶりの再会が楽しみであり、1年の活動の成果を発表するわくわくするようなひと時でもあります。

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